新しい国や文化での生活を迎えるときに、たくさんの準備をしなければなりません。今やデジタル社会において欠かせないのが、ケータイ電話。海外生活をすることになって、日本の電話番号をそのまま持ち続けるべきかどうかは、悩みどころですね。利点、費用、コミュニケーション手段としてのメリットなど、検討すべきポイントを一緒に考えていきましょう!
選択肢は3種類。保持、解約、乗り換え
海外移住先では現地の電話契約をすることを前提としてお話しします。日本の電話番号を海外ローミングで使うこともできますが、莫大な費用がかかるので、現地回線を契約することは間違いなくお勧めします。
その上で、日本の電話番号をどうするかと考えると、“回線を保持する”、”解約する”、”格安SIMに乗り換える”のいずれかになると思います。
そのまま”回線を保持する”のメリット、デメリット
メリット
- 余計や契約変更など不要
- 知り合いなどに電話番号変更伝える必要がない
- 一時帰国時にそのまま使える
- 海外から日本に電話したいときに使える
デメリット
- 海外で利用した場合、電話料、ローミング費用高くなる
- 使わなくても月額利用料がかかる
“日本の回線を解約する”のメリット、デメリット
メリット
- 日本の月額利用料がかからない
デメリット
- 回線契約に縛りがある場合、違約金が発生する可能性あり
- 日本のサービスなどで電話番号を紐づけている場合に変更する必要あり
- 海外から日本に電話したいときに、やや面倒
- 日本一時帰国時などに日本で電話する手段を別途用意する必要あり
個人的には、日本の金融サービスやその他サービスを継続して利用する場合には日本国内電話番号が必要になるので、解約することはお勧めしません。
“格安SIMに乗り換える”のメリット、デメリット
メリット
- 日本のサービスに登録している電話番号を
- 一時帰国時にそのまま使える
- 日本の月額利用料を抑えられる
デメリット
- 乗り換え時に契約期間によっては違約金などが発生する可能性あり
- サービスによっては、海外ローミング非対応があり (要事前チェック)
- キャリアのメールアドレスが使えなくなる
格安SIMはたくさんあるので、料金、海外ローミング対応など、自分のスタイルに合ったものを探してみてください。おすすめは、auの格安ブランド povo2.0。こちらは、基本料金0円で使いたいときにパッケージを購入するタイプで、番号を保持できる(条件あり)ので海外移住者にはピッタリです。
今回は、海外移住時の日本の電話番号の対応について説明しましたが、自分の帰国ペースや利用スタイルに合ったものを考えてどうするか検討してみてください。
みなさまの海外生活を快適で楽しいものにしていきましょう。
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